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売れる車でも仕入れない理由|中古ハイエース4WDディーゼルの仕入れ判断3選|GOOD VAN代表コラム Vol.32

【代表コラム Vol.32】「売れる車でも仕入れない。」GOOD VAN代表が中古ハイエースの仕入れで譲れない3つの判断

ハイエース・キャラバン4WDディーゼル専門店GOOD VAN|代表コラム Vol.32

中古車販売店の仕事は、車を仕入れて、お客様に販売すること。

そう考える方も多いと思います。

もちろん、販売できる車を仕入れることは、会社を経営するうえで大切です。

しかし、私は長年、中古車の仕入れに携わるなかで、一つの考えを大切にしてきました。

「売れる車」と「仕入れるべき車」は、必ずしも同じではない。

人気のハイエース。

需要の高い4WDディーゼル。

探しているお客様が多いハイルーフやスーパーロング。

価格も魅力的で、販売すれば問い合わせが入りそうな車両。

それでも、私は仕入れを見送る判断をすることがあります。

なぜなら、仕入れた車は、いつかお客様の仕事や生活を支える一台になるからです。

今回は、GOOD VAN代表として私が中古ハイエースの仕入れで譲れない3つの判断についてお話しします。

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目次

1. 売れそうなハイエースを、なぜ仕入れないのか?
2. 判断① エンジン・ミッションに見過ごせない不安がないか
3. 判断② 下回りのサビや車体の状態をどう評価するか
4. 判断③ 車両の履歴とリスクを、お客様に説明できるか
5. 人気車種でも仕入れを見送るという経営判断
6. 仕入れで大切なのは、完璧な車を探すことではない
7. GOOD VANが目指す専門店のあり方
8. まとめ|売れるかどうかより、仕入れる理由があるか

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1.売れそうなハイエースを、なぜ仕入れないのか?

中古ハイエースの市場では、同じ車種でも条件によって需要が大きく変わります。

例えば、

* 4WDディーゼル
* ハイルーフ
* スーパーロング
* ワイドボディ
* 人気のボディカラー
* 仕事に使いやすい乗車定員
* 比較的手頃な販売価格

こうした条件がそろう車両は、購入を検討するお客様から注目されやすくなります。

特に、雪国で仕事をする方や、大きな荷物を積む法人様にとって、4WDディーゼルのハイエースは重要な選択肢です。

私たちGOOD VANも、こうした需要を理解したうえで仕入れを行っています。

しかし、人気の条件がそろっているからといって、必ず仕入れるわけではありません。

「この車なら売れるだろう」

そう感じたときこそ、冷静に車両の状態を見る必要があります。

中古車の仕入れは、安く買えるかどうかだけの勝負ではありません。

仕入れた後に、どのような整備が必要になるのか。

どのようなリスクが残るのか。

そして、その車をお客様に自信を持って説明できるのか。

私は、そこまで考えて判断することが重要だと思っています。

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2.判断① エンジン・ミッションに見過ごせない不安がないか

見た目がきれいでも、機械の状態が良いとは限らない

私が仕入れで重視する一つ目のポイントは、エンジンとミッションの状態です。

ハイエースのディーゼルエンジンは、適切な整備を行いながら長く使用されることもあります。

しかし、耐久性に定評がある車だからといって、すべての中古車が同じ状態というわけではありません。

使用環境、整備状況、過去の負荷などによって、コンディションには違いが生まれます。

例えば、仕入れを検討する際には、確認できる範囲で次のような点を重視します。

■ エンジンの確認ポイント

* 始動時に不自然な振動や異音がないか
* 排気煙に気になる症状がないか
* オイルや冷却水の漏れが見られないか
* アイドリングが安定しているか
* 整備記録や過去の使用状況から気になる点がないか

■ ミッションの確認ポイント

* 変速時に不自然なショックがないか
* 走行時に異音や違和感がないか
* 変速の遅れや滑りが疑われないか
* 点検や試運転で追加確認が必要な症状がないか

もちろん、オークション会場で確認できる内容には限界があります。

短時間の確認だけで、車両のすべてを把握することはできません。

だからこそ、少しでも気になる症状があれば、その原因と必要な整備費用を考えます。

白煙・黒煙が気になる車両をどう判断するか

ディーゼル車では、排気煙も確認すべき項目の一つです。

白煙や黒煙が見られたからといって、直ちに重大な故障と断定できるわけではありません。

気温、エンジンの状態、燃焼状況など、さまざまな要因が関係します。

ただし、通常とは異なる煙が継続して出ている場合や、異音・振動などを伴う場合には、慎重な判断が必要です。

人気のハイルーフやスーパーロングであっても、エンジンの状態に大きな不安が残るのであれば、私は無理に仕入れるべきではないと考えています。

売れそうだから仕入れるのではなく、状態を評価したうえで仕入れる。

これが一つ目の判断です。

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3.判断② 下回りのサビや車体の状態をどう評価するか

4WDディーゼル専門店だからこそ、下回りを軽視しない

二つ目は、下回りのサビや車体の状態です。

GOOD VANが専門的に取り扱っている4WDディーゼルのハイエース・キャラバンは、雪の多い地域で使用されることも少なくありません。

北海道、東北、新潟、長野などでは、冬の道路に凍結防止剤が散布されることがあります。

そのため、中古車の下回りには、使用地域や管理状態によってサビが発生している場合があります。

もちろん、サビがある車はすべて悪い車というわけではありません。

表面的なサビと、重要な部位に進行した腐食では、意味が大きく異なります。

大切なのは、サビの有無だけで判断するのではなく、発生している場所と進行の程度を確認することです。

特に注意して確認したい部分

* フレームや車体構造に関わる部分
* 足回りの取り付け部
* サスペンション周辺
* ブレーキ配管や関連部品
* 床下や荷室下部
* 過去の補修・防錆処理の状態

表面をきれいに見せることと、車体の状態そのものが良いことは別です。

下回りに防錆塗装が施されている場合も、その下の状態まで十分に確認できるとは限りません。

だからこそ、外装のきれいさだけで仕入れを決めることは避けたいと考えています。

「安く仕入れられる」は理由にならない

仮に、人気の4WDディーゼル車が相場より安く出品されていたとします。

しかし、下回りの腐食が進んでいて、今後の整備や使用に大きな影響が出る可能性がある場合。

その車を安く仕入れることが、本当に良い判断でしょうか。

私は、そうは思いません。

もちろん、補修できる部分もあります。

しかし、補修費用が高額になる場合や、状態を十分に把握できない場合には、仕入れを見送ることも必要です。

安く買えることと、安心して販売できることは同じではありません。

これが二つ目の判断です。

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4.判断③ 車両の履歴とリスクを、お客様に説明できるか

仕入れで大切なのは、分かっていることと分からないことを区別すること

三つ目は、車両の履歴や状態をどこまで把握できるかという点です。

中古車には、それぞれ違った過去があります。

法人の営業車として使われていた車。

建設現場で資材を運んでいた車。

長距離移動が中心だった車。

送迎用として使用されていた車。

同じ年式、同じ走行距離でも、使用方法によって車両の状態は異なります。

仕入れの際には、確認できる情報を一つずつ整理することが重要です。

■ 確認したい車両情報

* 年式と走行距離
* 修復歴の有無
* 整備記録の有無と内容
* 車両の使用状況
* 内外装の損傷や補修跡
* 走行や機能に関する気になる症状
* 今後必要になる可能性がある整備

ただし、中古車のすべての履歴が分かるとは限りません。

前の所有者がどのように使用していたか、詳細まで確認できない車両もあります。

その場合、分からないことを分かったように説明してはいけないと考えています。

お客様に説明できない不安を、そのまま販売しない

私が大切にしたいのは、車両の良い部分だけを説明することではありません。

年式相応のキズがあるなら、そのことを伝える。

内装に使用感があるなら、そのことを伝える。

確認できていない情報があれば、確認できていないと伝える。

中古車に新品と同じ状態を求めることはできません。

だからこそ、購入前にできるだけ正確な情報を伝えることが重要です。

仕入れ段階で不明点やリスクが大きく、追加の確認を行っても十分に判断できない場合。

私は、無理にその車を仕入れる必要はないと考えています。

「なぜこの車を選んだのか」を、お客様に説明できること。

これが三つ目の判断です。

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5.人気車種でも仕入れを見送るという経営判断

在庫を増やすことが、必ずしも良い経営ではない

中古車販売店を経営していると、魅力的な仕入れの機会に出会うことがあります。

人気の車種。

珍しい仕様。

問い合わせが期待できる価格帯。

競争が激しいオークションでは、仕入れのチャンスを逃したくないという気持ちが生まれることもあるでしょう。

しかし、私は仕入れ台数だけを増やすことが、専門店の成長につながるとは考えていません。

仕入れた車両には、さまざまな責任が伴います。

車両の状態確認。

必要な整備。

販売時の情報提供。

納車前の点検。

そして、購入後のお客様への対応。

車を仕入れるということは、その一台について販売店として判断する責任を引き受けることでもあります。

「買わない」という判断にも価値がある

仕入れの仕事では、購入した車の話が注目されやすいものです。

しかし、その裏側には、仕入れを見送った車両もあります。

価格が合わなかった車。

状態に不安が残った車。

必要な整備費用が読みにくかった車。

人気の仕様でも、リスクが大きいと判断した車。

こうした車両を見送ることも、仕入れの重要な仕事だと思っています。

仕入れで大切なのは、何台買えたかだけではありません。

どの車を買わないと判断したか。

その積み重ねも、専門店としての品質を支えるものだと考えています。

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6.仕入れで大切なのは、完璧な車を探すことではない

ここで、一つお伝えしたいことがあります。

私が「状態を重視する」と話すと、キズのない車や、走行距離の少ない車しか仕入れないと思われるかもしれません。

しかし、そういうことではありません。

中古ハイエースには、年式や走行距離に応じた使用感があります。

外装に小さなキズがある車。

シートに擦れがある車。

走行距離が15万km、20万kmを超えている車。

こうした車両でも、状態や整備内容、価格、使用目的によっては十分に購入候補になります。

反対に、走行距離が少なく、外装がきれいでも、確認すべき問題を抱えている車両はあります。

つまり、「走行距離が少ないから良い」「安いから悪い」「キズがあるから買わない」という単純な判断ではないということです。

大切なのは、その車両の状態を適切に評価すること。

必要な整備を考えること。

そして、販売価格と車両の状態に納得できる理由があることです。

中古車に完璧を求めるのではなく、状態を正しく理解して判断する。

私は、その姿勢を大切にしています。

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7.GOOD VANが目指す専門店のあり方

GOOD VANは、ハイエース・キャラバンの4WDディーゼルを専門に取り扱っています。

私自身、2007年から中古車の輸出事業に携わり、長年にわたって中古車の仕入れや販売に関わってきました。

2018年から国内販売を本格化し、2020年にはハイエース専門の事業へと進みました。

現在は、全国のお客様に向けて、仕事用・送迎用・福祉用途など、さまざまな使用目的に合う車両をご案内しています。

私が考える専門店の強みは、単に在庫が多いことだけではありません。

車両を比較する知識があること。

用途に合う仕様を提案できること。

状態の違いを説明できること。

そして、仕入れの段階から一台一台を見極めようとすること。

もちろん、どれだけ注意して仕入れを行っても、中古車の将来の故障を完全に予測することはできません。

だからこそ、仕入れだけでなく、納車前の点検・整備や保証内容の説明も重要です。

GOOD VANでは、納車前に100項目の点検を実施し、対象車両には所定の無料保証をご用意しています。

※無料保証は1ヶ月または1,000kmまで。対象部位・適用条件があります。

私は、専門店としての信頼は、一度の販売だけで生まれるものではないと考えています。

仕入れから納車まで、一つひとつの判断を積み重ねること。

その積み重ねが、GOOD VANという店の価値につながると思っています。

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8.まとめ|売れるかどうかより、仕入れる理由があるか

今回お伝えした、GOOD VAN代表として仕入れで譲れない3つの判断。

① エンジン・ミッションに見過ごせない不安がないか

② 下回りのサビや車体の状態を適切に評価できるか

③ 車両の履歴やリスクを、お客様に説明できるか

人気のハイエースでも、状態によっては仕入れを見送る。

珍しい4WDディーゼルでも、リスクが大きければ無理をしない。

安く買えるチャンスでも、理由を確認する。

これは、販売機会を逃すこともある判断です。

しかし、私は中古車専門店を経営するうえで、必要な判断だと考えています。

売れる車を探すことは大切です。

しかし、それ以上に「なぜこの車を仕入れるのか」を自分自身で説明できることが大切です。

車を仕入れるのは、オークション会場。

しかし、その車を実際に使うのは、お客様です。

仕事で毎日走る方。

雪のある地域で使う方。

家族や仲間を乗せる方。

その一台には、それぞれの使い道があります。

だからこそ、私はこれからも仕入れの判断を大切にしていきたいと思います。

「売れる車でも仕入れない。」

その判断も、GOOD VANが専門店として続けていくために必要な仕事だと考えています。

GOOD VAN株式会社 代表

ビリュコブ オレクサンダー

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GOOD VANは、新潟県北蒲原郡聖籠町にある、ハイエース・キャラバン4WDディーゼル専門店です。

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次回予告|代表コラム Vol.33

「仕入れで失敗しない社長は、何を見ているのか?」GOOD VAN代表が考える、オークションで価格より先に確認したいこと

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次回は、GOOD VAN代表がオークションの仕入れ判断で重視する情報と、価格に惑わされないための考え方をお話しします。

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